9月といえば秋！
9月は、秋が訪れるとともに日本全国でさまざまな伝統行事やイベントが行われます。
近年は暑さがなかなか収まらないですが、ときたまわずかな和らぎ、過ごしやすさを感じます。
そんな気候の中で、敬老の日や十五夜、秋分の日などの行事が盛りだくさんです。
それぞれの行事の由来を知ることで、より深く行事やイベントに参加しましょう！
防災の日（9月1日）
防災の日は、1923年に発生した関東大震災を忘れないために設けられた日で、防災意識を高めるための訓練や啓発活動が行われます。地震や台風などの自然災害が多い日本において、防災の日は地域や家庭で防災対策を見直す大切な機会となっています。
- 防災訓練: 各地で大規模な防災訓練が行われ、避難経路や救護方法の確認が行われます。
- 防災フェア: 自治体や企業が防災フェアを開催し、非常食や防災グッズの展示、体験コーナーが設けられます。
重陽の節句（9月9日）
重陽の節句は、五節句の一つで、「菊の節句」とも呼ばれます。古来から長寿や健康を願う行事として祝われてきました。この日は菊酒を飲んで邪気を払うとされています。
- 菊の展示会: 菊の花をテーマにした展示会や菊祭りが全国で開催され、美しい菊の花を鑑賞することができます。
- 菊酒: 菊の花びらを浮かべたお酒「菊酒」を飲み、長寿と健康を祈願します。
敬老の日（9月の第3月曜日 令和6年9月16日(月)）
敬老の日は、長年にわたって社会に貢献してきた高齢者を敬い、その長寿を祝う祝日です。家族や地域のイベントでお祝いすることが多く、特におじいちゃんやおばあちゃんに感謝の気持ちを伝える日として親しまれています。
- プレゼントや手紙: 孫から祖父母へ感謝の手紙やプレゼントを渡す習慣があります。
- 地域のイベント: 各地で敬老の日に合わせたイベントやコンサートが開催され、高齢者が無料で参加できる催しも多くあります。
十五夜（中秋の名月）（令和6年9月17日(火)）
十五夜は、秋の満月を祝う行事で「中秋の名月」とも呼ばれます。この日は月見をしながら、団子や里芋、すすきを供えて収穫を感謝する風習があります。日本の古来から続く行事で、月が最も美しいとされる夜です。
- 月見団子: 白い丸い団子をピラミッド状に積み上げ、すすきと一緒にお供えします。
- お月見イベント: 各地の公園や寺社で「お月見」イベントが開催され、雅楽の演奏や茶会が行われることもあります。
秋分の日（9月23日頃 令和6年9月22日(日)）
秋分の日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日で、自然を称え、祖先を敬う日として制定されています。この日は「お彼岸」の中日でもあり、お墓参りをする習慣があります。
- お彼岸: 秋分の日を中心とした前後3日間は「お彼岸」と呼ばれ、家族で墓参りに行き、先祖供養を行います。
- 秋の風景: 紅葉の始まりや、稲の収穫を控えた美しい田園風景など、秋の訪れを感じる風景が楽しめます。
秋の全国交通安全運動（9月中旬 令和6年9月21日(土)～31日(月)）
秋は日が短くなり、交通事故が増える季節です。毎年9月には「全国交通安全運動」が行われ、交通ルールの啓発や安全運転の呼びかけが行われます。特に子どもや高齢者の交通安全に関するキャンペーンが活発に行われます。
- 街頭キャンペーン: 地元の警察やボランティアが街頭で交通安全を呼びかける光景が見られます。
まとめ
9月は、秋の訪れとともにさまざまな行事やイベントが日本各地で行われます。
敬老の日、十五夜、秋分の日といった祝祭日を通じて、家族や地域との絆を深める機会になります。
また、秋は収穫祭などのお祭りも多く行われます。
自然の恵みや祖先へ思いを馳せ、感謝を感じる機会にしてみてはどうでしょう。
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